もうあかんちゅうて
ほろほろ泣きました。したらば先生もないちょった。
その子はその年の秋頃しにました。

こげな見えるのが自分だけやと知りうるが女学生のころで部屋を借りました。
部屋は綺麗でしたが真中に女性の右足だけが立ってました。足の上の部分は黒くかげってて見えませんでした。
私は恐かったけども贅沢はいえんものですから、その右足にはちかづかないゆーにしときました。大抵がそれでよかので。
ですが、ある日風呂こ入って髪を湯船につけてたら何かおかしく気がつけば髪がまっすぐ湯船にはいってる。
その先にわしの知らん女子のふやけて腐った顔が私と睨んで沈んでて、髪がお湯の中でそのまま私の髪と繋がってる。
白目の無い真っ黒の目でした。わしは次の日には髪切りました。

そごな事がほんち多くて,多くて、泣けるごとしてましたから、回りは心配します。
そごである高名ないたこさんが物見遊山で着てましたけ親戚が頼んで見てもらいました。
したらばそのいたこさん腰ぬかして言いました。
「あんたは死んだまま生まれとるけ、霊ばひきよせる」
それで山篭るしかないちゅーて連れてかれました。かなしゅーて、かなしゅーて、かなしゅーて。。。。

どがして私に見えるがげん、こげな山こもらなあかんのって、ずっと思いました。
悔しくて,悔しくて。山さで修行ばさせられるとが、痛くて泣いてばかりでした。あと寂しかった。
親も友達も何度か着てくれましたけ、その度うれしかとやけど、その度に親も友達も背中にボロキレに身をつつんだ老婆や老人、
埋められたのじゃろぐちゃぐちゃにつぶれちる男なんかが必死にしがみついちゅぅ。
このままじゃ、この山の餌食なりますけ、
師匠とも話して私のとこへこんがいいとしました。泣いて泣いて。寂しかったけど、これも修行じゃー修行じゃーって我慢してました。

遊びたかった。遊びたかった。ほとんど遊んだ事ありませんけ、遊びたかった。
修行は基本的に断食ですけら、いつも腹すかせとりますが、霊力は高めるがごとくあるがに色んな者が見えるようになりました。
一番弟子となりました。わしはじゃからいろんな霊を見て、交霊して、沢山の悲しみ苦しみ怒り嘆き、刻みました。
殺された霊の苦しさはたまらないけ一度なんかは殺した男が殺された女性の降霊を頼みましたけ、山につれていって穴に埋めました。 
山は私がおさめとったけ、村人さ使ってそげな事

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コメント(9)

大事なこと教えるけど、イタコは呪いをどうこうする人じゃないから 話の前提をまず間違えてるんだわ

東北なまりの強さでよく読めないのが、更に恐怖を誘う…京都では形成異常やハンセン病の人が犬神人だったり、東北ではアイヌ系で盲目の少女がイタコだったり、”差別されること”は”神聖なこと”の考え方がある日本のやはり話は怖いな…本当”何か”を感じました。

方言がきつい

最初2行 東北弁に似てる ほかは全部九州の言葉w 残酷な言葉繰り返すうまい効果

読みやすい冒頭のみ、読みました。

誰か翻訳しといて。 読むのだるくなるw

多分、分かりやすく訳すと 投稿者が恐山に行ってとあるイタコさんを取材した。 取材したイタコさん(語り部)が供養(?)している〝元名のあるイタコさん〟は無茶苦茶霊感が強かった。 故に色々あって自分の霊力に溺れて私利私欲に走った。 その結果他の若いイタコと揉めて埋め頃しちゃって若いイタコに呪われた。 呪い返ししようと足掻くが若いイタコの方が強すぎて、元名のあるイタコさんはお化けになっても呪われ続けてる。 (頭の中指突っ込まれて内側からガリガリ引っ掻かれる呪いなんだとか?) お化けなった元名のあるイタコさんは語り部さんに「助けてクレメンス」と懇願。 この話聞いた人にも障りがあるかも?だから最初に 「ようくりげっきょはまからうん」 って声に出して言う事で障らないように防いでね。 コレが原因かはわかんないんだけど、一緒に取材に行った人が頭痛を苦にセルフアボンしちゃったのよ。 って事っぽい。

読むの途中で断念

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