私はいま30代の3人のママをしています

いまでも、後悔が残る出来事があります

私がまだ小学低学年の時の話です

おばあちゃんがよく我が家にタクシーで会いに来てくれていました
しかし、当時の私はおばあちゃんが来ることよりも、公園で遊ぶ事を優先にし、おばあちゃんがきてもほったらかしにしてました。
悪いとは思いましたが、なにを話したらいいかも分からず、両親も共働きで夕方にしか帰らない日々でした。
おばあちゃんが帰る頃に、私も家に帰り一度も会わないままという事もしばしば。

私が中学生になり、おばあちゃんは高齢のため施設へ入居。
家族で毎週日曜に会いに行ってたが、やはり会話することなく、外で妹と時間つぶしたり、相変わらずでした。

それから二年が経ち、私が中学三年
クリスマスの25日の夜中に、電話が鳴りました。
「夜中になんだ〜」とみんな目を擦りながらモゾモゾ。
電話を切った母
「おばあちゃんが亡くなった」
慌ててみんなで施設へ行きました
両親が施設長と話の間、私ら子供らはロビーで待機。
「眠るように亡くなったみたいです。昼間は普段と変わらなかった」らしい

近しい人の「死」は初めてで衝撃と、また同時に後悔が溢れてきました
それは、私が幼い頃にしたおばあちゃんへの態度
今もハッキリ覚えてるのは
「もっと優しくしてあげれば良かった」
と、呆然としていた自分

その日、ある夢を観ました

場所はおばあちゃんの居た施設
私は暗い廊下に一人立ってました
すると

亡くなったおばあちゃんが車イスに乗り
満面の笑顔で私に手を振っていた
「大丈夫だよ、元気でね」
と、おばあちゃんは消えてしまいました

私の事を見てくれていた、心配して夢で会いに来てくれたと、今でも思ってます

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コメント(3)

悲しい

いい話し^_^

涙が溢れてきました。いい話です。

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