冢の家に行く道。冷や汗がじわっと出てきた。でも引き返したら家に1人で震えなければならない。私は恐怖の気持ちを消し進んだ。燃えた。燃えていた。未冢の家が炎に包まれていたそして笑顔で炎の中にいるおばあさんも。私はわけがわからず家に走った。なんなの?ぼたん様っておばあさんの事なの!?なんで未冢が殺されるの?私が未冢の事をおばあさんに話したから?そんなことを考えながら逃げた。そう、逃げたんだ。家に帰るとさっき未冢の家にいたはずのおばあさんがいた。その時はもはやおばあさんに恐怖以外感じられなかった。
「こんな時間にどこに行ってたんだい…?」笑顔で聞くおばあさんが壊れて見えた。もう心は耐え切れなかった。信用していた人物がうっすらと私の中で崩れていくのを感じた。時刻は4時あと30分も経てば日の出。おばあさんはいままでから考えると夜しか現れない。私は家を飛び出し逃げた。おばあさんは笑顔で追いかけてきた。「どうしてだい?なぜにげるんだい?ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」ずっと笑っていた。私は春華の家のチャイムを鳴らしまくった。その間もどんどんおばあさんは近づいてくる。もうすぐというところで春華のおじいさんがドアを開け私を抱きしめ玄関に入れたそして笑顔で向かってくるおばあさんに水?をふりかけドアを勢いよく閉めた。私は安心感から涙を流した。おじいさんは春華と私を茶の間に集めた。そこには近所のおばあさんと知らない人がいた。その人たちは白い服を着ていてお坊さんもいた。
お坊さんは
「最近おばあさんが君のことを守ったり、しなかったか?おばあさんに話した人たちは不自然に消えたりなくなったりしなかったか?」
いろいろ聞かれた包み隠さず全部話した。
話している途中おばあさんの笑い声が部屋に響いたその度にお坊さんはお経を唱えた。全部話すと私に白い布をかぶせ言った。「お前が言っているおばあさんはぼたん様というこの地域に昔からいる邪悪な念だ。昔、ある綺麗な娘がいた。その娘は子供が大好きでいつも近所の子供を家に招いていた。でもいつしか少しの時間しか一緒に子供達と入れない事を辛く思ったのか子供達を監禁して自分の物にした。だが、長くそれも続かず娘は首を切られた。娘の子供に対する執着は強くどんなに払っても払いきれなかった。いつしかぼたんの咲く時期に子供をさらいに来る幽霊がいた。それが、ぼたん様だ。今も子供を

この怖い話はどうでしたか?

コメント(6)

燃えた友達の家やその友達とおばあちゃんはどうなったんだろう

うーん。友達のおばあちゃんへの感謝がないのは人としてどうなんやろ。。。

Ai市かAs市かAw市か… いやー…地元の県なだけにコワいっすわ… でも重数年って誤字?ここだけ気になった。

その友達の家が燃えてたのは、主のせいなんですよね? 後はその友達のおばあさんが、主を守ってくれようとしてたのに、逆らってぼたん様に告げ口したんですよね? それには触れないのか?というのと、 自分はのうのうと生きてるんかい、というなんとも後味の悪い話。

主です。初投稿で自分で考えたというところもありおばあさんへの感謝を忘れていました( ๑´•ω•๑)アドバイスありがとうございます!次の話では人への感謝を忘れないようにします!

ふふふふふふ

あいかさんの投稿(2)

もっと見る

話題のキーワード

サクっと読める短編の怖い話

人気の怖い話をもっと見る
怖い話 怖い話アプリをダウンロード 怖い話アプリをダウンロード