わたしが小学生の頃のお話です。
当時布団で家族川の字になって寝ていましたが
知人からいらなくなった二段ベッドを
譲ってもらえることになり
弟とわたしはベッド、しかも二段ベッド
ということですごく喜んだ覚えがあります。
どこにでもある普通の二段ベッドで
代わり番こで弟と上と下で寝ていました。


今は全くありませんが
小学生の頃まで
少しでも霊感があったのでしょうか
人影や何か黒いものが横切ったりと
少しだけ変なものを見ることが
ありました。
不思議とそれらは怖いとは思いませんでした。
二段ベッドではなくてもベッドなら
拳が1つ入るくらいの大きさで
床とベッドの間に隙間が空いていますよね、
何故か二段ベッドの下の隙間だけは
怖くて絶対、何があっても
覗いたりしませんでした。
覗いたらだめだと思っていたんです。

弟と何度か上と下を変わり
今度はわたしが下で寝ることに
なりました。
もちろん下で寝ることに関しては
隙間は怖かったんですが、
覗いたりしませんし、特に何もなかったので
普通でした。
夏の蒸し暑い夜のことです。
夜中に突然むくりとおきたんです。
寝起きにしては意識がはっきりあって
なんだか可笑しな感覚でした。
何も感じないというか、無感情というか。
むくりと起き上がってそのまま
なんも考えなしに
いつもだったら怖くて覗かないのに
ベッドの隙間を覗きました。
真夜中なのでベッドの下は真っ暗でしたが
暗がりでもわかるほど
人の目が見えました。
それもすごく見開いていて
血走った目です。
それは両目でわたしをずっと見つめてきます。
それから目が離せず、体も動きません。
一刻も早く目をつぶって
体を起こしたいのにそれすら
できませんでした。
金縛りにあったように硬直し
恐怖でいっぱいでした。
その後意識を失ったのか
わかりませんが気がつくと
朝になっていて仰向けでベッドに
寝ていました。

あれは夢なのか、今でもわかりません。
でも夢にしては妙にリアルというか、、
その後同じものを見ることも無く
二段ベッドは使わなくなり処分しました。
よくある話だなと自分でも
思いますが、自分がまさか
体験するなんて思いもしませんでした。
今はまた布団で家族と寝ています。
ずいぶん経った今でも
あの時の目が忘れられないでいます。

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コメント(1)

その、血走った目の人は、きっと戦で負けたオサムライさんです。 あのね、テレビの、ある部屋で、寝てたらね 光輝く馬に乗った甲冑オサムライさんが、もうスピードで、俺の、横を、 通り抜けて行ったよ。馬の足音が、すごかった

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