Cは言われるがままにふたたびZさんに熱湯を浴びせた。Zさんが動けなくなると、頭から浴びせかけた。
 Cいわく「Zの皮膚はぜんぜん治療してなかったから、皮がべろべろで、汁みたいなのが出て、気持ち悪かった」。
 そもそもZさんを身代わりのいけにえとして差し出した、元同級生であり同僚の発言がこれである。

 11月30日、警察の決定的な失態となる電話が鳴る。
 Zさん両親が警察署に訴え出ているときにZさん父の携帯電話が鳴り、それに出た署員が「石橋だ、石橋の警察だ」と不用意に発言。もちろん電話はすぐに切れたが、署員は「あれ、切れちゃったよ」ときょとんとしていたという。
 この電話により警察が動いていることを知った犯人らは、Zさんの殺害を決意する。
 12月2日、犯人らは銀行に振り込まれていたZさんの最後の給与を引き出したのち、山林へ向かう。穴はAの命令でBとCが掘った。その様を見ながらZさんは車中から
「生きたまま埋めるのかな、残酷だな」
 と呟いた。この期に及んでも、AはZさんに消費者金融のCMソングを歌わせてなぶっている。そして、Zさんを車から降ろした。
「チャッチャとやってこい」
 犯人らはZさんに服を脱ぐよう命じ、「くせえから服は袋に入れろ」と言った。Zさんの手当てされることのない皮膚はすでに壊死し、全身から膿臭と腐敗臭が漂っていたのである。その後、犯人らはネクタイでZさんを絞殺。掘った穴に入れてセメントを流し、ベニヤ板を敷いて土をかぶせた。
 この夜、犯人らは『追悼花火大会』を行ない、
「15年(時効期間)を逃げきろう!」
 と祝杯をあげた。主犯Aにいたっては、そのあとガールフレンドとともに両親と会食している。

 だが12月4日、従犯Dが自首。彼は早々に少年院送致が決まった。
 事件発覚後、Zさんの訴えを一貫してしりぞけてきた主犯Bの母は、Zさん宅に電話をかけてきて「うちの子が逮捕されちゃったぁ~」と泣きわめいた。Zさん母は激高し、
「なにが『うちの子が』だ! 生きてるだけましだろう。うちの息子はあんたのその子供に殺されたんじゃないか!」
 と我慢できず怒鳴り返したという。
 なおこのB母は裁判でも「主犯Aは執念深く息子を誘い、息子は逃れきれなかった。でもあの子は熱湯もかけてないし、一緒にいただけです。私たちは息子を信じているし、かわいいんです」などと証言している。
 そして犯人ら3人がZさんから巻きあげた7

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コメント(19)

A、B、C、D全員死刑にすべき

悲しい…

この手記を読むことで皆の怒りが怨念になり きっと、犯人は倍化した苦行を受けるのですね

犯人側の親族です、犯人の誰かの親族かは言えませんが、被害者、ご両親にはただただ、申し訳なく、直接事件に関わった訳ではないですが、私どもも一生かけて償いをしてゆきます。 被害者のお父様、この場を借りまして本当に申し訳ありませんでした! 大切な大切な息子様の命を、奪ってしまい、本当に申し訳ありませんでした! 出来たら犯人になった犯人をそれ以上の苦痛と恐怖で葬って欲しい。 遺族の方の気が済むまでやって欲しいです。

文章に誤りがあります。 犯人は被害者と中学時代の同級生だったというのは明らかな間違いです。 犯人たちが中学時代の同級生であるのは間違いありませんが、被害者はそのうちのひとりと仕事先のロッカーが隣だっただけです。

こんなこと言っちゃなんだけど( °_° ) 同じ目に合わせてやればいい

Dもクズだな。コイツの顔と名前が晒されてないのは不愉快

本当に虫唾が走る事件だし、犯人にも同じ事を!って言ってる人達も怖い 自分の家族がこんな事されたら同じ事言いたい気持ちは分かるけど、アフリカの私刑とか見てると目には目をは一般人の人間性が壊れる

Zさんを身代わりに差し出した Cの刑が軽い軽い Aは、勿論全員死刑に値する程の 罪だと思う 今の裁判員制度で、私が選出されたら確実に全員死刑にする でないと、Zさんや家族が余りにも 可哀想過過ぎる  この話の様に、いつ誰が被害者に なるか解らないから・・・・・・

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