これは、俺が中学生の時に実際にあった話だ。

 俺は、田舎暮らしをしていて、夏休みとかの休日はとくになにもすることなく婆ちゃんの家に遊びに行っていた。そこでよくイトコと一緒に遊んでいた。婆ちゃんの家はすごく山奥の方にあり、ほんと、ド田舎だと思う。でも個人的にも田舎が好きで、時よりイトコと散歩もしていた。

 ある夏休み。俺はいつも通り婆ちゃんの家でイトコと遊んでいて、ある日の夜に肝試しをやろうと、夜の10時過ぎあたりに、近くの墓に向かって歩いた。この時いた人は、俺、イトコ(Y)、イトコ(T)の3人だった。Yは、幽霊とか、そっち系のことが苦手で、Tは対象で幽霊なんてもってこいというような人だった。俺は、どちらかというと怖くて、しかも自分が霊感あるのも知ってた。

 墓に向かう途中、山へ行く道と墓に向かう道と2つに別れている所があり、俺はちょっと山へ行く道の方をみた。すると、その奥の方から、誰かが歩いてくるのがみえた。でも、まだ夜遅いわけでもないからと、イトコに言わないでほのままにしておいた。そこから50mほど歩くと墓があり、その墓を、1人ずつ1周することになり、俺は、1番最後に回ることになった。待ってる間、さっき歩いていた人を確認したくて、ちょっと山に行く道を見に行った。すると、さっきの人がすぐ近くに立ち止まっていた。その人は、白い顔をしていて、白い服をきていた。俺はそれを見た瞬間寒気がして、嫌な予感がして、イトコに帰ろうと言った。でもイトコは冗談だろと、信じなくて、俺だけ震えていた。はやくも帰りたかったが、とにかくはやく墓を1周して、戻ると、イトコがいなかった。俺は、驚かそうとしてるのかと思い、すぐ近くに隠れていると思って、イトコに聞こえるような声で「家もどってるわー」と言った。

 そして帰る途中。背後からすごく嫌な寒気がして、俺は後ろを振り返ってしまった。そこには、、、

 不気味な笑みを浮かべた白い顔がこっちを凝視していた。
俺は叫び、半泣きで全速力で家へ走った。後ろから追いかけてくる足音が聞こえて、俺は恐怖でいっぱいだった。なんとか家に帰ると、もう白い顔はなかった。
家の中には、なぜか、ヘトヘトに疲れきったイトコがいた。イトコに、なにがあったの?と聞くと、イトコは、

 「お前が墓の中に入った時、山の方から変な声聞こえたんだよ。お前聞こえなかったの?それで怖くなって走って帰ってきたんだよ。しかもなんだよあ

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コメント(1)

野性爆弾の川島だと思います。

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