
短編
千日前②
匿名 2016年7月7日
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オチの手前で文字制限がかかる…
この『千日前』を投稿しようと思ったのも、7月3日にあった出来事がきっかけである。
8年前に、就職して間もない頃に体験した事を思い出すきっかけになった。
(※一応、鬼猫から20年後)
今年7月、現在は結婚して子供もでき、北摂の方に在住しており、趣味で茶道をしている。
仕事が忙しく、なかなかお茶会に参加できないが、今回はたまたま都合が合い、参加することができた。
参加するのは良いのだが、お茶会というのは朝が早い。
朝の7時半に堺の方に集合だった為、北摂から着物を着て行くのは、朝が早すぎるため、難波で一泊することにした。
安くて、駅近でと探していると、土曜だったが、カプセルホテルは℡予約で取ることができた。
初カプセルホテルは不安だったが、大浴場が魅力だったので、ここに決めた。
同僚と、法善寺で飲み、カラオケに行って、カプセルホテルに帰ったら0時だった。
「明日が早いのに自分は何をしているんだ…」と
反省しながらも、勝手がわからず風呂にはいれなかった…(笑)
どうせ朝にも入るからと、カプセルに入った。
2回だったのでハシゴを上らないといけない。
寝ると、寝ていても右側にテレビ。
左側に鏡があり(これはいらんだろ)、
照明を落として1時頃寝ることにした。
2時になっても、3時になっても、4時になっても、5時になっても、6時になっても寝れなかった…
1度目をうっすら開けたときに、鏡に着物を着たオッサンが映った。
『これは夢だ』と思いながら、目をつぶって、あと何時間寝れるか計算しながら、ついに朝を迎えてしまった…
結局一睡もせずに、お茶会に参加し、貧血ぎみで、終日気持ち悪かった…
それで『千日前』について、数年ぶりに検索し、
ビッグカメラが江戸時代の『西墓地』で、
このア○ザ千が『処刑場』だったことを思いだした。
検索してから泊まらなかったのは、不幸中の幸いかも…
この怖い話はどうでしたか?
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