皆さんは、インドに「ヒロシ」や「アキラ」がいることをご存じだろうか?
彼らは、正真正銘インド生まれのインド人である。
そして、流暢な日本語で日本人観光客に近づき、高額の物を売りつける日本人観光客専門の詐欺師である。
彼らは、自分の知り合いの店に観光客を連れていき、高額な物を買わせ、その一部を店から受け取ることで生計を立てているのである。
(あっ、すいません。ちょっと、トイレ行ってきます)
(すいません、戻りました。再開します)
一般的に、「ヒロシ」や「アキラ」には、10代後半から20代前半ぐらいの若者が多いのだが、私が遭遇した「ケンシロウ」はまだ10歳ぐらいの新米詐欺師であった。
私「ケンシロウって誰が付けてくれたの?」
ケンシロウ「…」
私「『北斗の拳』って知ってる?」
ケンシロウ、はにかむ。
私「北斗神拳は誰から教えてもらったの?もう、マスターした?それとも修行中?」
ケンシロウ「ハロー」
カンのいい人はもう気付いたかもしれない。
そう、彼が正真正銘・北斗神拳の伝承者「ケンシロウ」なのである。
ケンシロウはまだ北斗神拳をマスターしていないようなので、私は、ケンシロウに2つのことを伝授することとした。
① 兄弟仲良くすること
② 兄弟喧嘩(特に、長兄との喧嘩)をしたときは世界を巻き込まないこと
それから、十数年。
核戦争は起きていない。
そう遠くない未来、世界は「私」のことを「救世主(メシア)」と呼ぶかもしれない。 完
*「私」が実際に体験した「本当にあった怖い話」シリーズ
① スーパー銭湯
② 扇風機おじさん
③ 喪黒兄
④ 「死」の概念
⑤ 自転車チャンピオン
⑥ スネオ系男子
⑦ ケンシロウ
⑧ 綱吉公の理想郷
⑨ 禁忌と懺悔
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コメント(6)
何言ってんの?
K
おもんな
匿名
はあ?
うんこりん
意味がわからなーい
うんち
ケンシロウの声優さん8人ぐらいいるみたいですけど声質的には誰が近かったですか?
( ͡° ͜ʖ ͡°)
おもしろくない。
roran