647: 本当にあった怖い名無し[sage] ::2008/02/02(土) 03:08:44 ID:2ig1kyEb0
受話器から聞こえるコールの音。

1回、2回、3回・・・

心臓がバクバクする。

5回、6回、7回。プッ。。。

留守番電話に切り替わる。

その瞬間

「今から死にます。」

とHの声が流れ始める・・・。

「今から死にます。

全部の音を残しておくよ。

お前を呪ってやるから。

呪ってやるからなあああああああ。

ガああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

ピーー・・・・。

直ぐに電話を切って放り投げた。

Sの言った事は本当だった。

「電話したら、Hの声で。。

死ぬ前に取ったっぽいのが留守電のボイスに入ってた・・・。」

648: 本当にあった怖い名無し[sage] ::2008/02/02(土) 03:09:37 ID:2ig1kyEb0
すぐにSに電話した。

夜中だったが怖くて、
怖すぎて、他人の迷惑とかに
気が回らなかった。

Sは寝てたらしいがHの携帯から
着信があったこと、誰か出た事、
電話したら同じように声が流れた
事を説明したら、
Sは

「どういうことなんだよ。」

とポツリと言い、その後は落ち着くまで付き合ってくれた。

しかし、恐怖は未だ続いた。

「なぁ、S、お前はどういう事だと思う?

俺は最初Hの母親があ プッ 
やしいとおもってたんだけ
 プッ ど、どうも プ・・・・
やばい・・・・キャッチが
入った・・・。」

怖くて誰からか見れない。。

「おい、×(俺の名前)。

無視しろ・・・。

俺と話しとけ。」

とSが言うので
そのまま話を続ける。

が。

手から汗が吹き出てくる。

耳下にある携帯が凄く異質なものに感じて今すぐ投げ出したい。

プッ プッ とキャッチの音は続く。

数秒後やっとキャッチの音が終わった。

直ぐに電話を自分から離したかっ
た俺はSに断りをいれ電話を切り
投げて部屋のTVをつけ、
DVDに取っていたお笑いを
入れて見続けていた。

朝まで起きており、会社に行く気になれずに上司に電話しようと携帯を取ると着信履歴14件。

全てHの携帯から。

最後の一件には留守電が入っていた。

朝になっていた

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コメント(1)

親友の弟なら子供の頃一緒に遊んだりHの葬式でも接触があるだろうに

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