が写るとちょっと困るって言うから。

訊いてみたら毎朝あの畳の上で
宮司さんがこう、
タカマノハラニカムズマリマス…かな、祝詞をあげるそうだよ。

ナオさんはそんなのが好きだねぇ。行ったり来たりして見てたろ、まったく。」

言い終えて、それから少し考えて、ヤツは何か思い出した顔をした。

「そういえば、変な人形があったね。」

俺はヒヤリとした。

「水色の服の…」

「ああ、完全に横向いちゃって、
近くで顔が見られないの。
正面向けとけばいいのに。」

また俺を怖がらせようとして、
と思ったがそんな事はなかった。

ヤツは俺の反応を窺うでもなく、
夕日で橙に染まる町並みにカメラを向けていた。

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