これは僕が学生時代に経験したバイトの話です。

僕は、高校生の頃原付の免許を取るとかでその費用を貯めるためバイトを探していました。

ふと街角で目に入ったのが、このバイトと知り合うきっかけとなったチラシでした。
そのチラシには、こう書かれていました。
【当社は訳ありの方も募集しており、いろいろな年齢のかたを探しております。
高時給バイト 連絡先 080-XXXX】

僕はこのチラシを見たとき、高時給の部分に興味を持ちました。
早速連絡先に電話をかけてみると、担当者が応対しました。

面接は必要なく、履歴書も必要なく当日指定された場所に来てくださいとのことで、僕は了承しました。
仕事内容は確か、サプリメントのレポーターと聞きました。

当日は、前の日に友達と飲み会をしてたこともあり(高校生なのにお酒を飲んでいた)、遅刻しそうだった。
実際に、その場所に行ってみると白色の建物があり、住所によると、この建物以外に近くにそれらしき場所が無いので、僕はその建物に入って行きました。

建物に入って時計を見ると集合時間を10分ほどすぎていました。
受付のお姉さんが見えたので、僕は少しくちばやに道を聞きました。

僕「アルバイトで来ました◯◯です。
電車で遅れたのですが、まだ間に合いますか?」

受付員「先ほど担当のかたがお見えになりましたが、こちらの書類に同意をしてもらって、下の待合室でお待ち頂ければ大丈夫ですよ」

書類を受け取ったとき、時間がなく用紙にもぎっしり文字が書いてあったこともありよく読まずにサインをしてしまった。

待合室に行くと、他の人の姿が見えず担当者がいました。
そして、担当者に連れられて僕は部屋に連れて行かれました。

その部屋には、僕以外にお年寄りの女性と30位の痩せ細っていた男性がいて、薬局とかでかぐ医薬品の匂いがしました。
すると、注射器と何かのカプセルを持った白衣の男性が隣のお年寄りにカプセルを試飲するように指示しました。
お年寄りはカプセルを飲み、次にその隣の痩せ細った男性もそれに続きカプセルを飲みました。

そして、僕の番になりましたがどうも他の人とは少し違うようです。
「注射器で、薬を注入してその後尿検査します」と説明されました。
疑問を持たずに僕は、注射を受けました。

注射してから何分か経つと

最初にカプセルを飲んだお年寄りが口から泡を吹きながら、わめき散らしています 返せ 返せ と

この怖い話はどうでしたか?

コメント(14)

治験のバイトはこんなさっくり終わるほど短時間なものじゃないしありふれてる…

なるほどね。薬の販売には認可が必要で、その認可を受けるには法に基づいて行われた治験データの提出が不可欠。にもかかわらずコストをかけてまで全く無意味な治験を行う奴らがいたということね。

人に使う薬を試すんだから錠剤だろうが液体だろうが全部人体に入れるよね。考えるまでもなかったwww サンキューです!

俺はそういうバイト聞いたことあります。人を薬の実験に使うなんて酷い!

そういうありえない事が起こって怖い体験しましたって事なんだろうね。

おそらく注射の治験もあるかと思います。医薬品の認可をとるには治験は不可欠です。注射でしか投与できない薬もありますので、その治験もあるかと思います。私は大学時代、経口補水液の治験を受けました。当時は医療用のポカリみたいな物と説明されました。口から摂取するのと点滴から摂取するのを比較するために、注射じゃないですけど点滴はされましたね。20人くらいでサウナで汗かかされたりして、なかなか楽しい現場でした。

視聴者サイドが無理やり理由を考えないと恐くなれないってのは斬新だよね。

おはよーございまーす!はいサインして!はい注射しまーす!アウアウ・・・はいお金どーぞ!こんな治験ある?

ごめんなさい、注射はあるってことでOK?

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