で呼んでいました。
Fさんはすぐに走ってきてくれて、「どないしたん!?大丈夫!?」と泣いている私を心配してくれました。
結局その日は事務員さんの車で送ってもらい、ご飯も食べずお風呂にも入れずすぐ寝ました。
後から聞いた話なのですが、あの足音は4年前まで施設で生活されていた方のものだそうです。
脳梗塞で居室内で倒れているところを発見されたのですが、職員はすぐ病院に救急車を要請しなかったそうです。
しばらくして搬送されましたがそのまま施設には帰ってこなかったと。
栄子さんという方だそうです。
栄子さんは気が強い方で職員からは嫌われていたのですが、栄子さん自身は施設の職員が大好きだったと聞きました。
その大好きな職員達に見殺しにされたのが辛かったのでしょうか。
毎年この時期になると帰ってくるそうです。
結局、私はその施設を辞めました。
この怖い話はどうでしたか?
コメント(1)
なんかやるせない気持ちになります。
jhgy