サンカかぁ。
実話だとしても、怖くは無いけど不思議な話ってとこかな。
確かにあの一帯はそんな雰囲気があると思う。
典型的な辺境の雰囲気があった90年代ぐらい迄なら、ニホンオオカミが捕まっても驚かなかったかもしれない。
河内風穴とか、人跡未踏のストラクチャも存在するし、鈴鹿嶺西一体は都会から一時間で行ける本格的秘境ってとこでしょうか。
でも近頃は鈴鹿の峰越も、ただの山地になってしまいました。
酷険道フリークの間では有名だった石榑峠も、トンネル化した結果、峠越しは封鎖され、トンネル経由の新道はおばちゃんの軽やらノロマなトラックやら普通にゆききしてます。
とはいえ、実地を良く知る身としては、情景がリアルに想像出来て面白かったです。
本宮晃樹