高校時代の友人の姉がリフォームした家に異常に嫌悪感を持った。

その一家が、
朝に風呂に入るという珍しい習慣の家だったが姉は学校の都合で夜に入るようになる。

たまに家族が寝静まった時に入る日で、
頭を洗い終わると寒気がする時がある。

振り返ると、
女が風呂場のドアを少し空けて覗いている。

悲鳴を上げて、家族が風呂に来ると女は消えてるがドアは少しだけ開いてる。

なるべく1人の時は風呂に入らない様にしていたが、それでもごく偶に女は現れた。

4.5回目にその女が現れた時、姉はあることに気づく。ドアが徐々に大きく開いていってる。
その頃から姉の大学が夏休みに入った。

すぐ朝風呂に切り替えた。
その後も家で1人の時に風呂に入らないようにし、女も現れず冬になった。

姉がゼミの忘年会に出た日の帰り、
ほろ酔い気分で終電で家に帰ってくる。

ここ数ヶ月女と遭遇しなかった事に酔いも手伝ってか、家族が寝静まった家で1人風呂に入った。

女は現れた。
家に姉の絶叫が鳴り響く。
弟が風呂場についた時、
ドアは全開で放心状態の姉がいた。

すぐに家族が頬を叩くと、姉は泣きながら「殺される」と震え始めた。
両親は「明日霊媒師を呼ぼう。
今日は弟と寝なさい」
と言って弟の部屋で寝かせた。

弟としてはその女の事を少し聞いてみたい気もしたが、姉の怖がり方をみたらそんな気も失せたという。

そして、弟が朝起きたら姉がいない。
トイレにでも行ってるのかとゴロゴロしていたら、風呂場から母の悲鳴が聞こえる。

走って行くと
姉が変死体で風呂場に倒れていた。

実際に葬式の後に弟から聞いた話です。
そしてこの話を聞いた弟の同級生である自分達も同じ夢をみたり恐怖体験をするなど、一時期悩まされた時もありました。

もう10年も前の話なのでその弟一家は引っ越してどこにいるかは不明。

でもたまにネットでほとんど類似した話を見るので同級生の何人かはネットに上げたのかもしれない。

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Comment(3)

この霊ばっちむかつくけんのー日本酒ぶっかけたるさかい、こっちこいけんのー

なんか可哀想( ̄▽ ̄;)

凄くこわいですね夜ひとりでお風呂に入れなくなっちゃいます^_^

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