嫁が肝試しに行きたいと言ったので、俺はしぶしぶ付いて行くことになった。
嫁「あそこマジで出るらしーよ」
俺「俺、今日 眠てーんだけど…」
嫁「いいじゃん!今晩だけ!」
最近の嫁はやけにふてぶてしいし、図々しい。
俺の意見など全く聞きやしない。
内心、俺は嫁にムカついていて、肝試しどころじゃなかった。
目的地 近くに着いたとき、どこからともなく見知らぬ女性が近づいて来た。
このクソ暑い夏の日に、なぜか冬に着てそうな白い着物。
しかもやたら髪 長げーし。
正直、季節とミスマッチ過ぎて「この人、感覚 大丈夫か?」と一瞬 熱中症の心配をした。
女「×××××」
女は俺たちに話し掛けてきたが、声が小さ過ぎて聞き取れなかった。
嫁は聞こえていたのだろうか?
なぜか動こうとしない。
というより、全く動こうとしなかった。
なんか震えてるし。
どこまでふてぶてしいんだ。
内心、俺はムカついていた。
そんな嫁をよそに、俺は仕方なくその女性に対応した。
よく見たら頭をケガしているようだ。
俺「何でしょう?俺たちに何か用ですか?頭から血が出てますけど…」
女「…助けて」
俺「は?」
全く意味が分からなかった。
というより、若干 俺はイライラしていた。
俺「あのねー、いきなり何の前ぶれもなく そーゆーこと言われると困るんですよねー。ケガした理由とかも、ちゃんと分かるように言って頂かないと」
女「返して…、返してよ…」
この女、目がイッちゃってるし。
意味の分からんことばかり言う女に、内心 俺はムカついた。
俺「いるんだよなー、こーゆー訳のわからんヤツって。変態っつーか、変人っつーか…。どうせその辺で頭ぶつけたんだろ。ぶつけた衝撃で頭のネジも数本とれたなコリャ」
チラと嫁を見たとき、完全にうわの空だった。
たぶん自分の世界にでも入っていたんだろう。
人任せにしやがってと腹が立った俺は、赤の他人と会話することが面倒くさくなってきた。
ネジがぶっとんでる訳の分からん女なので、適当に応じることに俺は決めた。
女「…見えてるんでしょ」
俺「はぁ?何がよ!?ハッキリ見えとるわ、てめぇの汚ねー血がな!俺が目ぇ悪いように見えんのか!?顔で判断すんな!それって先入観ってヤツじゃねーの!?失礼っしょ、どう考えても!」
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Comment(14)
ここに書き込んだと言う事は女性を幽霊だと気づかずということだとおもう。 嫁視点で旦那が気づいてなかったなら成立したと思うけど気づいてなかったはずの旦那視点で書かれてるのは矛盾するのでは?
あ
汚い言葉、表現、読後感悪いですね
匿名
頭悪い人って感じ❗ 人間性がヤバイ(*_*)
匿名
(´・д・) こーゆうの要らね
(´・д・)
普通に、幽霊と気づかずに八つ当たりしたって話だろ 女が生きてる人間前提で話すとか、バ/カしかいないのかここは
ナナシ
イライラし過ぎw女の人も嫁さんもなんか可哀想になってきた。
肉まん
コメント欄見てると読解力が欠落してる奴が多過ぎて大丈夫か?ってなる。
あ
これって、どゆこと?
死天使ミカエル
男の危機察知能力がしんでて草
匿名