ったんだ。事件どころか


女子生徒さえ。」


「お前の親父さんの同級生だろ?」

「そうだ。あの子はな


自殺したんだと言ってる。」



自殺




事件じゃなかったのか?



どういうことだ?











「言ってる?」


「あぁ、あの子が」



その時の駿河の目は完全にイっていた。



というか、

「それ、続きじゃないよな」


「あぁ」

「じゃあ、その話はなんだよ」


「真実だ。あの子が言ってる」


「あの子って…?」







ペタッ…ペタッ…






俺がいいかけた時だった。



後ろから、足音が聞こえてきた。



「ほら、あの子だ」


あははははははははははははははっ!


と笑って見せる駿河。


「さっさといくぞ!?」


引っ張ってもびくともしない。



それどころか、


駿河はあの子の所に行こうとしている。




「ほら!いくぞ!?」



泣きかけてる俺をまるで無いもののような、


そんな目だった。




「駿河!!!!!」



俺が名前を呼ぶと我に返ったように

俺の方を見た。


「俺…なに…」

「いいからいくぞ!」




取り敢えず、出口まで走った。





ペタペタペタペタ




早くなるあの足音。








ガシャンっ!




取り敢えず校門の外まで出た。


つーか、結局職員室の前まで行ったのかどーかも謎。


「取り敢えず…逃げきれたみた…」


俺の横にいた筈ですの駿河がいない。




え?さっきまで隣にいたよな?


は?は?




学校の中には入りたくない。


駿河はもしかしたら、



あの子に捕まったのかもしれない。





でも、




今までここにいたのに。



どこに行ったんだ?





取り敢えず、俺は家に帰った。









翌日





欝な気分で学校に行くと


普段通りの駿河が。



「おい!駿河!昨日は心配したんだゾ!!!!!」

「んあ?あ!ごめんよぉ〜昨日、腹痛で学校休んでたテへペロ」



「休んでた?来てただろ…?」


「ほんとに休んでたって」

「だって、昨日の夜、一緒に学校行ったじゃねぇか!それで、話の続き知ったって!」



俺が怒鳴るような声でそう尋ねると
ぽかんと口を開けた駿河。


「話?」

「女子生徒の殺人事件のやつ」


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Comment(4)

それは怖いですね…

で、行ってどうだったの?

てか、怖い話なんて聞かないって言ってるけどこのサイト開いてる時点で終わってるよねww

気になる

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