夜の訪問者 ××× れいな作
とある都市のマンションに夜になると、
知らない訪問者が来る。
実際経験したことがあるBさんに話を聞くと、その訪問者は、夜中の12時になると、各部屋の扉を4回叩くという。
Bさんは、その日は高校時代の仲間との同窓会があり、2次会が終わる頃には、街中に、人影はなく、Bさんだけだった。
タクシーに乗って、自分の住んでるマンションに着くと、酔っていて早く寝たかったのか、自分の部屋にまっしぐら‼︎
と、その時、黒い人影が、Bさんの部屋の前にいて、扉を4回叩いた。Bさんは、時計を見ると、丁度12時を指していた。Bさんは、こんな夜中に何だろうと思って、その黒い人影に声をかけようとしたが、思わず立ち止まってしまった。
その黒い人影は、「黒い」のではなく、「赤い」人影だったのだ。
Bさんはその「赤い」人影を凝視しすぎたので、すっかり怯えてしまい、気を失ってしまった。
目が覚めると、いつの間にか自分の部屋の中にいる。
Bさんは、昨日の「赤い」人影を思い出すたびに震えが止まらないと言い、夜中まで、外にいるのは、やめて、早めに自宅に帰った。
と、話しています。
あの「赤い」人影は何だったのでしょう?
「もし、ノックしていた時に扉を開けたら.....。」と思うと、震えが止まらないそうです。
☆終わり☆
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