私の育った町には山しかありません。東北の岩手県です。宮城県との県境に位置する町で本当に山しかない町でした。
私の町では小さい頃からキリシタンの歴史について勉強させられました。昔キリスト教弾圧から逃れてきた隠れキリシタンの人たちが山しかないこの町の山に隠れていたそうです。ですが見つかってしまい踏み絵というキリスト教かどうかを見分ける方法であぶり出されたキリシタンたちは殺されてしまいました。
踏み絵というのはキリストの絵を踏めるかどうかでキリスト教を判断していました。私の町の至る所にその隠れキリシタンの名残が残っています。そしてその過去を学べるよう隠れキリシタンの展示施設もあります。その建物は山の上にあり300段以上の階段を登った先にありました。
私は小学生だったこともあり友達と競争しなごら階段登っていました。建物に入り色々なことを説明されましたが衝撃の事実を聞かされたのです。友達と競争して登った300段以上の階段は踏み絵を拒み殺されたキリシタンの人数と同じ数だったのです。悪ガキ気質な私もその話を聞いたらはしゃがなくなり帰りの階段は可哀想だなとか殺す必要はあったのかなぁと考えながら下りました。
関係のない話ですが私の町の山ではよく山で首吊り自殺があります。
気になる方は 岩手 キリシタン と検索してみてください。

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そう

へぇーそうなんだ

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