全く怖い話ではなくて申し訳ないのだけれど
当時沖縄に住んでる時の出来事で、サーフィンを始めてまだ間もない頃の話です。
沖縄の南部に有名な米須海岸というサーフスポットがある。
ここは珊瑚や岩場でできたリーフスポットというサーフスポットだ。
リーフスポットはビーチスポットより波のパワーが強いと言われている。

経験はまだ浅かったが、パワーがある波に挑戦したい思いでこのスポットに行ってみた。
多くのサーファーは朝方の満潮に合わせて海に入っていく。
僕も満潮時に合わせ、夜明けに家を出て車でここのスポットに向かった。
ついたのはだいたい朝の4〜5時頃だった。

すでに何人かのサーファー達が来ていて、皆満潮になるのを待っていた。
僕も高いところから波の状況をチェックして車の中で満潮を待った。
夏場で朝方でも蒸し暑いくらいの気温で、クーラーをつけて待機するにもガソリンを喰うので
窓を少し開けて横になっていた。
すると車をノックする音がコンコンと聞こえ顔を上げると、他のサーファーの方が
“ここのサーフスポットは初めて?”と聞いてきて初めてだと答えた。

彼はここのスポット周辺では車で待機中は窓を開けない方が良いよ!と教えてくれた。
どうしてだ?と聞くと、ここはひめゆりの塔や防空壕が近くにあるし、嫌なモノが入ってくるよ!と。

怖くなり速攻で窓を閉めた。あたりはまだ薄暗いし風で草木が揺れる音に余計怖さを感じた。





そういえば、このサーフスポットは名前がある




“スーサイド”と呼ばれるサーフスポットだ。




英語では "suicide" 意味は自殺

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Comment(1)

怖いですね

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