6年前、私の母方の祖母が亡くなりました。
祖母は末期ガンで、ホスピスに空きが出るのを待ってる状態でした。
痛みが強く97歳でモルヒネを使い体力も消耗し、老人ホームに入所して居たのですが、祖父が亡くなってから20年程一人暮らしをしていた為、人に頼る事を嫌い、夜一人でトイレに行く時に転んで右腕を骨折してしまいました。
ある日、祖母の骨折の診察に病院へ行っていると、私の娘が・・・
何かね・・・耳が痛い
と言うので
我慢できない?
と聞くと
ちょっとだから大丈夫!
と言うので、次の日の朝一に病院へ行く事にしました。
本当ならば、直ぐに連れて行くべきなのでしょうが、前年まで父方の祖母の介護をしており、亡くなって数ヵ月後に母方の祖母のガンが発覚し、心身共に疲れてたのです。
次の日には、母の姉弟が全員が祖母ホームへ集まって居ました。
まだその時は意識は朦朧としてたものの、少しは話せていたので、私は近くにある耳鼻科へ娘を連れて行き、娘は午後から学校へ行かせるつもりでした。
親子水入らずでと思い、母をホームへ置いて、一旦娘と実家へ帰りました。
昼食をとり、凄い頭痛と眠気に襲われ動けなくなりました。
娘を学校へ!と思いつつ、いつの間にか眠ってしまったのです。
すると、足元を誰かが歩く感じがしました。
子供ではなく大人の歩幅で。
その時に目が覚め、何度か確認しましたが、父や兄に確認しても、私の近くには行ってないとの事でした。
10分程寝て少し気分も良くなったので、娘を学校へ連れて行こうとした矢先、母から電話があり泣き声で
病院へ!今からお母さんも婆ちゃんと救急車で行くから、病院へ行ってー!
と。
もう、学校の事など忘れ。
家族総出で病院へ向かい、着いた頃には
私の家族母を含め5人。
母の姉弟、3人。
もう1人孫。
合計9人に看取られ亡くなりました。
母の姉弟の長男は、大阪に住んでおり、数年に一度しか帰ってきません。
なかなか帰って来ない長男を母が叱りつけ、帰ってきた日に亡くなったのです。
娘は大号泣。
一緒に看取って下さった主治医の先生が
こんなに沢山の人に見送られるのは、長く色んな方を看取って来ましたが、そんなに多くありません。誰かが間に合わなかったり、一人で亡くなる方が殆どです。
きっと皆の顔を見られてホッとしたんでしょうね。
それを聞いた娘は落ち着いたようでした。
そ
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Comment(1)
ご苦労様です。お身体大切に!
匿名