私の親戚にとても怖さに強い人(以下Hさん)がいます。
もう70代のおばあさんですがとても体つきががっつりしていて口も達者な方なのでマ○コデラ○クスさんをイメージしていただけたらわかりやすいと思います。
これは去年の冬にHさんが体験したらしい話です。
その年、私たちの住んでいる地方で珍しく雪が降りました。
用事があり雪が降っているなか誰も通らないような道を車でゆっくり走っていたらしいです。
雪に慣れていないこともありいつもだったら20分くらいの場所でも雪のせいで40分経っても目的地に着かなかったらしいです。
それでもスリップしないよう慎重に車を走らせているといきなり何かが左肩をさわさわと触ってきたらしいです。
車にはHさんしかいません。
Hさんは初めは気にしなかったのですが次は右肩を触ってきたのです。
Hさんは「やっぱりこれは何かがいるな」と思い振り向くとげっそりと痩せ細り目を見開いたおじいさんがいたそうです。
ですがHさんは怖がることもせずそのおじいさんに
「別に私はあなたを助けてあげてもいいけどあなたは私に何かしてくれるの?見ず知らずの人みんなが何でもしてくれると思ったら大間違いよ!その人にも良いことをしてあげないと!ギブアンドテイクよ!」
ときっぱりと言ったそうです。
するとそのおじいさんはスッと消えてしまったそうです。
Hさんはまた車を進め始めました。
するとさっきまでの吹雪はスッと止んだそうです。

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Comment(3)

すごいなぁ…その親戚の人…

すごいなぁ…その親戚の人…

自分もギブアンドテイクな精神であります‼︎

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