これを読んでる人の中に俺と同じ体験をした人はいるのだろうか。もしもいるならそれが分かるだけでびびりの俺にはとてつもない安心感に繋がる。

そんな話はともかく本題に入ろう。

俺が中2の時の話なんだが、俺は夏休みの8割を祖父母の家で過ごしていた。祖父母宅は東北にありなかなか会えないからとのことで長期間滞在が決定したらしい。

そんな長期間滞在の終盤であるお盆明けのことである。俺は祖父母宅のトイレにいたのだが、そのトイレというのが時代に合わないぼっとんで様式に馴染みのある俺はそのトイレ自体が恐怖だった。

でもさすがに長期間いるだけあって少し慣れて油断してしまってたんだろう。ぼーっとしてて気づいたら左目が何か肌色っぽくなったり赤くなったりしてさ、気味悪くなって左向いたんだよ。

最初は状況を理解できなかったんだけど3秒くらいたってぞっとした。俺と同じ体勢のじいさんが俺の左半身にめり込んでるんだよ。こういう時って動けなくなるのが定番だと思ったんだが、ひるむどころかとにかく逃げたくて立とうとしたらさ、確かに立てたんだけども、じいさんと混ざってない右半身だけなんだよ。左半身は動くんだけど俺の意思じゃ動かなくてさ。じいさんが思い通りに動かしてるみたいなんだよな。でさ、助け呼ぶために叫んだんだけど
「たすk」って言った瞬間喋れなくなってさ、口まで混ざったのにその時気づいたんだよ。

でも次の瞬間に祖父が、「まだかー?」って声かけてくれてさその瞬間じいさんはいなくなって体中自由に動かせるようになってたんだよ。

今思えばそのじいさんは誰だったのか、なんで俺のところに来たのかとか色々疑問が残るけどさ、やっぱり一番の疑問は

「あの時もしじいさんが俺に完全に混ざったらどうなってたのか」ってことだよね。

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Comment(3)

~ってことだよね!って言われてもねぇ

あるわけないことないですよ!ドラゴンボールでは悟空死んでるのにずっと出てくるじゃないですか!

フューーージョン!ハッ! あるわけねぇだろ。

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