これは私が体験した話です。

私は京都から上京してきて東京の格安物件に住み始めました。

一ヶ月の家賃が10000万円で私はその頃はただ単に
売れなくなってやすくなってるのかと思いました。

そのアパートは二階建てで私の部屋は
二階の真ん中の部屋でした。

隣の住人はとても優しくしてくれましたが
あることがひっかかりました。
隣の住人は私の部屋を見て[まぁ頑張りなさい]
と言われました。
私は何のことか分からずその日を過ごしました。

次の日のことです。
私はとても綺麗好きでいつも物を整えています。
その夜のことでした。
仕事から帰ってくると。
いつもよりどんよりとした空気が漂っていて
部屋のすべての物が荒らされていました。
その次の日に友人が引越し祝いにと
泊まりに来てくれました。
そのことを話すとアパートは階段の段数を見て選べと言われました。
何故か分からず友人と夜ご飯食べながら
話をしているとドアをノックする音が聞こえました。
私は玄関を開けましたが誰もいなかったのです。
私は最初はピンポンダッシュかと想っていました。
あの話を聞くまでは…。

その次の日に友人と一緒に管理人に話を聞くと
その部屋は訳ありだったのです
いわゆる曰く付き物件です。

わけは怖くて聞くことは出来ず
友人はもう一晩泊まってくれました。

その日の夜のことでした。
玄関の開く音がしたのです。
友人も起きて部屋中を見ましたが誰もいません。
私はその日は寝れませんでした。

次の日、私は仕事で友人も帰り
少し帰りずらかったです。
その日の夜帰宅するとお風呂に入り
就寝しました。
そして夜中の事です。
部屋の前の廊下からぎしっと音がしました。
私は怖くなり不自然に思いました。
私はそのまま布団にもぐりました。
そして少し目を開け目の前を見ると
そこには長包丁を持った女がいたのです。
私は逃げましたですが追いかけてくるのです。
そしてアパートの近くの古いトイレに逃げました
女はもう諦めたのかいなくなっていたのかと思いました。
安心をして戸を開けるとそこにはその女がいました。

[お前を殺してやる]

その後は記憶にはありませんが
隣人に聞くとそこは前の住人が
包丁で自分の心臓を刺し自殺したのです。

私はその後引っ越しました。

私は逃げきれたと思いました。

その後の話は私からは恐ろしくて
話すことはできません。

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