もう10年以上も前に経験した話です。

当時私はまだ16歳で、
知人から借りてる一軒家に家族で住んで居ました。

夜遊びをしていた頃、
友達とカラオケに行く約束があり、
夜遅くに家を出たのですが…

家の門を出る時に
足首に違和感を感じ立ち止まって足を見ましたが特に何もなく…

誰かに足首を掴まれたような気がしましたが気のせいだろうと思い、
カラオケに行き友達と夜中まで楽しんでいました。

時間になったので、
友達と別れいつもの帰り道を1人で歩いていた時…
家の近くで
急に寒気と気配を感じ…
恐る恐る顔をあげてみると…

目の前にある電柱に隠れながらこっちを覗いている小さな男の子に出会いました。

その顔は恨みがあるような寂しいような…笑いもしない無の顔でジーッとこっちを見ているのです。

時間は夜中だし、まさかこんな時間に小さな子が1人で居ないだろう…と思い…

その瞬間怖くなったので、
なるべく見ないようにし小走りで帰りました。
それからはしばらく夜遊びもやめ、
家で大人しくしていたのですが、
ある日の夜…

私は妹と2段ベッドに寝ていて私は上でした。
夜中に気配を感じ目を開けてみると誰かがベッドの横を歩いていました。

ちょうど2段ベッドの上から見ると頭の先が見えるぐらいの背丈です。

私は兄だと思い…また眠りについたのですが、朝起きると閉めたはずのカーテンと窓が半分開いていて…

兄に聞いたら俺ではないと…。

私は母にこの事を話し、
知り合いの霊能者に家の間取り図を書いた紙と経験した話を打ち明けました。

知り合いの方が言うには…
昔、家の下や周りは川が流れていて、
その川に子供が沢山捨てられていたらしく、
その川があった場所に家を建てたのが原因だと言っていました。

私の家には、
中学生ぐらいの男の子と、
小学生ぐらいの小さな男の子が住み着いており、
恐らく電柱に隠れながら覗いてた男の子は小学生の子で…
部屋を歩いてた男の子は中学生の子ではないかと…。

中学生の男の子はとても優しい霊だから安全ですが、小学生の男の子は危険だと聞かされ
気を付けるように。と言われました。

私には霊を見る力があるようで…

その後もお婆さんが私の目の前に現れ、
私に向かって微笑んでいました。

そのお婆さんの特徴を母に話したら、
私のひ祖母でした。

幼い頃に亡くなったので私が覚えているはずないのですが、何もかもがひ祖

通常版で読む