この話は5年前のお話です。

5年前の夏私には初めて出来た彼氏がいました。その彼とゲームセンターに行った時一目惚れした人形があったのですが。

なかなか取れず。諦めて。隣にあった少しデカ目の茶色いテェディベアーを彼氏が運良く一発でとってしまい。

変わりにそのテェディベアーを貰うことになりました。

私はそのテェディベアーを喜んで手に取り。
彼にお礼を言いました。
でも彼はこのテェディベアーが少し気味悪く感じたから私にくれたんだと思います。

その夜彼にメールでデートのお礼とテェディベアーの名前を決めてという文章を送りました。

メールを送って3分ほどすると返事が来て
「俺も楽しかったよありがとな。。あのクマか。。なんでもいいんじゃねぇか?。それより今度の土曜日…」と話を変えられてしまい。私はテェディベアーのことは忘れ彼と楽しいメールをしてました。


その間テェディベアーはベットの上に座っていたと思います。
メールが終わり。寝ようとした時私はテェディベアーを机に置いて。眠りにつきました。

そして。夜中の3時頃に暑苦しさで目が覚めて横を見ると。あの。テェディベアーが隣で寝てたんです。

その時はあまり気にも止めてなくて。テェディベアーを机の上に置き直して。携帯をいじってしばらくしてからまた眠りにつきました。

翌日。いつもどうりに高校に行き。友達と寄り道をして帰りました。家についたのは8時頃だったと思います。

部屋に入り。宿題を済ませて携帯を見ると彼からのメールが入ってました「あのくまの名前決めた?」という内容でした

私はとっさに思い出し。彼の名前の2文字をとり。るいわ。と名前をつけて。送りました。一時間ほどたち彼からメールがきました。

「気味悪にすればよかったのに。」という内容に私はびっくりしました。
どうして?なんで?意味がよくわからない。と頭が空回ってふとテェディベアーを見ると。優しく微笑んでます。

その時私はテェディベアーを抱き上げ膝に乗せて「るいわちゃん。私の彼酷いよね」と笑いながら話していました。

それはただ。独り言のつもりみたいな感じで…
それから。愚痴やノロケをよくテェディベアーに話していました。

それから二ヶ月が立ち。彼も私も普通の日々を送っていましたがある日突然友達に。「あんたと親友とあんたの彼氏こないだ公園でキスしてたよ。」とこんなことを言われました。すぐ親友と彼を呼び出し三人

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