丁度、今日みたいに雨が降っていて、静かな日の話です。


私はAと長電話をしている時でした。



Aが喋っている後ろで女の子の
はしゃいでいる声が聞こえます。



お互い、いい年しているので、姪とかが来ているのかな?と疑問に思い、

「女の子の声が聞こえるけど、
姪かなんか来てんの?」
と聞いてみました。

するとAが驚いて「咲蘭ヤッパリあんたは感が鋭いね。」

「どういう意味?」

「んーと…連れて来ちゃったみたいでさ〜」
なーんて平和ボケした声で言うのです。

「ヤベーなど〜すんのよー」

「明日、寺行ってお祓いしてもらうつもり。一緒にいこ〜よ」

と寺にいく約束してしまいました。w


次の日、私は駅でAを待って居ると、女の子がこっちに走って来ます。

どうしたんだろう?

何かあったのか…な?

にしても…あの子がこっちにくるたんびに変な感じだしな…


まさかの…まさかで…この世の者じゃ無いかもな…

なんて考えていたらその女の子は私を指差して、
「気をつけろ、寺には気をつけろ」

そんな事を行って消えてしまいました。
私はヘナヘナとその場に座ってしまいました。
カッコ悪い。
アホか…自分…

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