なんかわかんないけど力入らなくて上手く歩けなかった
で寺に着くなりお坊さんがお出迎えしてくれたけど第一声が
「あんた、それどこで連れてきた?いつからだ?何したんだ?」
と質問攻めだった

軽く説明して会社からだんだん近づいて来てるって話したらお坊さんが、会社はどこにあるか、最後に見たのは家からどの辺りか、聞いて来たから
「会社の場所は○○で、最後に見たのはここに車途中で、家から5分くらいのとこです」って答えたら坊さんが走って奥の本堂?の方にいった

わけが分からず立ち尽くしてたらさっきとは違う坊さんがきてすぐに本堂に来る様に言われた
俺、情けないくらい力入らなくてオカンと坊さんに抱えられるように本堂に、はいってった
本堂に入ると大きな仏壇の前にお坊さんがいっぱい集まってて真ん中に、坊さんたちに囲まれるようなポジションに座るように言われた

座ったらお経が始まってだんだんお経が激しくなってきた所で急にねむくなった
寝そうになって意識が無くなりかけてきた時に耳元で「やっと見つけた」って聞こえてきた
ビクって驚いて目が覚めた瞬間に肩を長い棒みたいなやつ
(何かお寺とかで修行の時に使うやつみたいなやつだと思う)
で叩かれた
そっから意識が飛んだ

目が覚めたらまた漏らしたみたいで俺の回りに水溜りができてた。しかもまた泣いてた
ほぼ中心の座布団の上に正座したはずなのに部屋の端っこで横向きで寝てた
起き上がろうとしても身体が重いし、身体中が痛くて起き上がれなかった
坊さんたちに何とか起こしてもらいまた真ん中の座布団に座らせられた
頭から酒を掛けられ今度は1人の坊さんが目の前でお経を読んだ

お経が終わって(今度は意識飛ばなかったけど座ってるのが精一杯)少し身体が軽くなった
でも自分で歩く事は出来ず坊さん2人がかりで介護するみたいに風呂に居れてくれた
んでちょっと落ち着いた所でオカンが泣きながら「良かった、良かった」って抱きしめてきた

んで坊さんが話をしてくれた
長いので割愛すると
俺が見たあの女はこの地方(会社がある地域)で伝わる死神みたいなもん本来は死者をお盆に呼び寄せる神様で
そいつは本来7月にあるお祭りを期にこっちの世界に来る、お祭りが目印みたいになっててその女が引き連れてくるんだけど
俺が見たのはどうもそのお祭りの前で、お祭りの前に来る理由は誰かをあの世に連れて

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