これはボクの高校の友達の話しなんですが
友達が中学2年の時に仲のいい5人である廃病院に行ったらしいんです。
今はもう無いんですがその病院は「リバーサイド病院」と言う病院で、
前々から出ると噂されていた心霊スポットでした。
その5人組が病院につくと建物の回りが金網のフェンスで閉鎖されていたらしいんですが、
一カ所だけ穴が開いていたらしくそこから建物に入っていきました。
中に入ると昼間なのに薄気味悪く、
いかにも出そうな感じで手術室にはカルテや手術器具などが散らかっていて寒気がしたらしいです。
ある一人の子が
「もうええやん…早く帰ろうぜ」
と言ったのですが周りの4人は
まだ帰る様子もなく
「まだ2階あるやん!行こや!」
と行って2階へと行きました…
階段を上がると病室がたくさんあり長い廊下が続いていて床や壁もかなり傷んでいました。
何かに気付いたのか
「あれ?あそこの病室空いてるで?」
と一人の男の子が言ったその先には確かに一つだけドアが開いていました。
みんなはそれを見てその方向へと進んだのですが
部屋に入る直前…
窓も空いていない
もちろん風も吹いていない部屋から
いきなりボールがポンと飛んできて壁で跳ね返りました…
あきらかに誰かが投げたようなボールの速度
しかしそこには間違いなくその5人しかいなかったのです。
その瞬間5人は大声で叫びながら病院から出て帰っていきました。
ボクも聞いただけの話しですがその噂を知っていただけに本当に気味が悪い話しでした。