A「おいB!遊ぼうぜ!」
AがBの家のドアをノックし、声をかける。
B「だれ?」
A「俺だよ!俺!」
B「だからだれってば。」
A「おい…お前俺のこと忘れたのか?」
B「だからもう関わらないって言っただろ!」
A「は…?なんでだよ!」
B「だってお前…母さん殺しただろ!」
A「なんだよ」
B「見てたんだって!」
A「そっか。」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
A「開けろおおぉおおおぉぉおぉおおぉぉぉおおおぉぉぉ!!!」
恐ろしい声が家中にひびく。
1人布団にくるまり、Bは呟いた。
B「片付けなきゃ…」
A「おい!開けろって!」
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ
B「しょうがねーな。開けるぞ」
A「おう!」
グサッ…!
「えっ…?」
血が白い服を染める。
真っ赤な服を身にまとった2人は目を開いたまま、死んだ。
赤い服が〜増えていく〜
少しのことで増えていく〜
真っ赤な真っ赤な服を着て〜
2人で仲良く殺し合い〜
アハハッアハハハ!
低い声が家中にひびく。
Bは赤い服をはらって呟いた。
「なんだ。夢か。」
Aはドアをノックして呟いた。
「殺せなかった。」