これはある友達が足をケガして病院に、
入院した時に体験した話です。
その病院は6階まであるんですけど、
三階から上の4、5、6階わ、
夜なかに廊下を歩いてはいけない、
決まりがあるんです。
でも三階、二階、一階は歩いていいので、
のどがかわいたらしく、
一階から三階までエレベーターで、
上がってて三階についてチーン、
ドアが開きました。
そこでコーヒーを買いイスに座りながら、
コーヒーを飲んでゆっくりしようと思い
そしてコーヒーがからになり、
エレベーターで一階のボタンを押して、
三階、二階、一階ってさがっていき、
一階につきドアが開くはずなのですが、
開かずにまた二階、三階、四階、五階、
六階って上がっていき、
六階でチーンという音がして、
ドアが開きました。
なんで嘘だ!と言っていると、
ハハッ、ハハハッという笑い声がして、
長ーい廊下の奥から8歳くらいの、
男の子がハハハッと笑いながら、
こっちに走ってくるんです。
一階のボタンを押しているのに、
閉まらない!
そして男の子が目の前に来て、
やっとしまったんですが、
男の子がスライディングして入って来て、
足をつかみ捕まえたと笑いながら、
言ったんです。
そしてそのまま気絶してしまい。
気づいたら病院のベッドに寝ていました。
なんて夢を見たんだと思いながらも、
まだあの笑い声がするんです。
財布を見たらお金が使ってあり、
コーヒーを買っていたんです。
そしてあの笑い声が聞こえてくるので、
まさかと思い、布団をあげると、
あの男の子がハハッ、ハハハッ、
と笑いながらにらんできたんです。
終わりです。

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