これはお母さんの仕事場で起こった本当にあった出来事です。
その日お母さんは夜勤の日だったんです…
(ちなみにお母さんの仕事は介護士です)
お母さんが仕事場に出勤して何時間かたった頃です。
その日は1人だけだったので利用者さん達を寝かしつけた後記録をつけてお母さんも少し仮眠しようとしてイスに座り目を閉じたところです。
お母さんは寝る直前に時間を見てたみたいなのでその時の時間帯は確か12時位だったと言っていました。
そして、その時間帯から何十分位たった頃です。
いきなり体が動かなかったくなったそうなんです。
いわゆる金縛りとゆうやつです。
体をねじったり手足を動かそうとしたんですが全く動かなかったそうです。
そしたら誰かが歩いている音がするのです。
最初は利用者さんかなって思っていたんですが利用者さんならナースコールを押すはずだと思いじゃあこの足音は誰ってなった時に足音が自分へ近づいてくる気配がするみたいなのです。
そしてその足音は自分の隣で止まったらしいのです。
息が顔にかかっていて怖くなって目を開けないように固く瞑ったみたいです。
しばらくすると足音が再びなり遠くなっていくみたいなのです。
そして気配も無くなりお母さんの体は動けるようになったそうです。
その後お母さんは違う仕事場に変わりそれっきりだそうです。
私はお母さんからこの話を聞き怖くなりました。
同時にこんなことを思いました。
その人はきっとその仕事場で亡くなった 利用者さんで苦しくて助けて欲しくてお母さんに助けを求めたんではないかと…
きっと今でもその仕事場には夜な夜な夜勤で入っている人に助けを求めているんではないかと…