その日の夜、一人で部屋に居たくなかった私はボインちゃん達にお願いして私の部屋でお泊まりしてもらう事になった。
今日私の部屋でお泊まりできるのは、ボインちゃん、二グラちゃん、そしてノッポちゃん。
まぁいつものメンバー・・
他にもゲイ君やファニーちゃん達が来て居たが、時間が来たので帰って行った。
私たちはシャワーを済ませ、ベッドに入った。
敷布団にはボインちゃんとノッポちゃん。
ベッドには私と二グラちゃん。
みんながスヤスヤ眠りについた頃、私はまだパソコンでレポートを製作していた。
静かな部屋で自分だけ起きているのが怖かったので、テレビをつけた。
でもみんなが起きない程度に、ボリュウムはだいたい8。
30分くらいした頃だろうか。
テレビがブンと言って消えた。
あ。
もうこの時点で恐怖w
もう一度つけてみる。
普通についた。
少しテレビを睨みつける。
少し怖いと思いながらもレポート作りに戻った。
えっと〜・・
これがこうで、あれがこうで・・
この部分やったらもう寝よう。私だけだよ起きてるの・・
ブンッ
またテレビがうなって消えた。
・・・やばいな・・
寝よう・・
私はすぐにパソコンを閉じ、毛布にくるまった。
二グラちゃんに当たるくらい近づいてそこで目を閉じた。
目を閉じるとすぐに金縛りが始まった。
金縛りなんて小学生以来。
しかも一度だけ。
その時の金縛りでは、紫色の着物着ていて、黒髪のオカッパの女の人が私の体をまたがって揺らしていて、怖くてたまらなくて今でも覚えてる。
でも不思議にその女の人の顔は覚えていない。
いや、上にまたがってたとはいえ、私はその顔を見ていないのだ・・怖いから?かも・・
金縛りになると怖いものを見ると言うから目は絶対に開けなかった。
言う事を聞かない体を無理矢理動かそうとして必死。
隣で寝ているニグラちゃんの名を呼ぶも、声が出ているのかわからない。
自分では出してるつもり。
「に・・ぐ・・・ら・・ちゃ・・にっ・・・」
↑こんな感じに↑
自分の声は聞こえるけど、もしかしたら発したいっていう気持ちが強すぎて、音になっていない自分の声が聞こえただけかもしれない・・
冷静になって、神に助けてと祈りを唱えてみた。
(私キリスト教です。)
するとあら不思議、唱え始めたとたん、体がベッドに食い込まれていく。
体が凄く強