それは、私が3歳の時体験した話です。当時私は、両親が離婚して母と二人で一緒に住む時でした。そのマンションは、築30年以上の古いマンション。
まさかあんな恐ろしい体験するとは、夢にも思いませんでした。

母と荷物を整頓していた時、人の気配が感じました。玄関を見ると、それは顔のないオレンジジュースを持ったおじさんが、私にオレンジジュースを渡してきました。
その時、私は、怖いというより玄関の扉が開いていたと思い、管理人が入ってきたと思っていました。
しばらくして、その人はうっすらと消えて行きました。

そのマンションに住んである日のこと
また玄関に、その人が現れました。さすがに私もおかしいと思った私は、母にこのことを話しました。

翌日、管理人に聞くと、一度もそちらのお部屋には、入っていませんよと言われました。あまりの衝撃に私は、何も言えませんでした。あまり気にしないようにしようと私は、そう思いました。

その夜、私は、金縛りに合いました。そこには、あのオレンジジュースのおじさんがいました。無理矢理、オレンジジュースを飲まれる感じがしました。
目が覚めると、私は、玄関で倒れていたそうです。それと同時に、原因不明のじんましんが出たそうです。

あとから聞いた話なのですが、母も私と同じ金縛りにあっていたそうです。
そこには、オレンジジュースのおじさんが、いたそうです。
あの日以来、おかしなことは、無くなりました。今でもそのマンションに住んでいます。

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