昔、僕にはメル友がいた。「いた」と過去形なのはもうその友達が居ないからだ
同時僕は、新しく買ってもらった携帯で友達とのメールのやりとりにはまっていた
そんなある日突然、知らない人からメールがきた。それが上記のメル友との出会いだった。最初は「何故メルアド知っているんだ・・・?」
と思いつつも。退屈していた僕はその人とのメールのやりとりをしていた。
最初は一言程度だったのが、ときが経つにつれ二言三言になっていた。そんなある日
「私の家に遊びにきて」とメールがきた
メールに記入されてる住所をみると、家からあまり遠くはなかった。しかし、だんだん忙しくなった僕は「ごめん、遊べない」
とメールを送った。ーーーそれ以降メールはこなくなった。僕から送っても返信はこなかった
数ヶ月がたったあるひ、「私の家に遊びにきて」とメールが届いた。僕は意を決して行くとこにした。しかし、記入されてる
家につくなり、驚愕した。
家が焦げているのだ、まるで廃屋のような、さながら心霊スポットのようにとても不気味であった。
近隣の人に話をきいたところ、その友達は二週間前に家に放火して死んだと聞かされた。
ーー!?
僕はとっさに今日来たメールを確認する
たしかに、メールはきていた。しかし内容がちがっていた。そのメールには
「遊びにきてくれてありがとう」
とかいてあった
その話を知ったとき、僕は泣いてることに気づく、知人が死んだから?死者からメールがきたから??僕にはわからない
ただ、涙が止まらなかった