俺は、結婚プランナーだ。いやっ正しくは、昔、結婚プランナーを、した。正しくは、なんでも屋さんだった。
あの、出来事が、あってから、俺は、俺自身が、しんじられなくなった。
その女性は、亡くなった彼氏の、遺影(いえい)を、持って、結婚の相談にきた。
年齢は、恐らく高校を、卒業仕立てくらいか・・
遺影の、彼氏の、顔写真は、見た目60代くらいか・・
その、女性は、自分の事を、インターネットの、ネームで、
フミカと、名乗っていた。
フミカは、俺の、前で、遺影を、両手で、持ったまま俺の、前で、
その場で、泣き崩れた。
「わたしは、どうしても、この、人と、結婚したかったぁぁあ、でも、もういないのぉぁ。でも、わたしは、この人のことが大好きだったの。いまになって、きずいたの、わたし、本当にこの人のことが、好きだったのぉお。うわぁああん、ああああ」
俺は、泣き虫な、女に、弱い。
そっとフミカを、優しく起き上がらせて、言った。
「大丈夫ですよ。安心してください。あっ、お茶どうぞ。」
俺は、ペットボトルの、お茶を、フミカに、渡した
よほど外が、夏で、暑かったのか、渡したお茶を、音を、たてて
飲み干して、すごい、笑顔で、
「じゃあ、ミキモトさんと、私は、結婚できるんですね。よかった。」
俺は、聞き返す
「その、遺影の、写真の、おじさんの、名前、ミキモトさんって、言うんだね??」
5日後に
遺影の、ミキモトと、フミカの、結婚式が、開かれた
フミカは、ミキモトの、遺影に、キスを、する
とても微笑ましい結婚式だった。
だが、本当に俺は、きずけなかったフミカの、本当の、目的に。
その夜から、俺は、正体不明の、金縛りに、あうようになった。
金縛りというには、酷い
そして必ず耳もとで、男の、ような、声で、
「ちがう。ちがう。ちがう」
と、三回聞こえるのである。
俺は、起き上がって見えない男の、声に、問いかけてみる
「なんなんだ?あんた?何が、ちがうんだ?」
おれは、一人事務所で、ソファーで、横に、なるのが、好きだ。
すると
黒い高い影の、ような、ものが、俺にちかずいて来る。
そして、俺の、前で、ふいに、ぱっと消えた。
俺は、電気をつけて起き上がる。
いつもの冷蔵庫が、あるだけの部屋だ。
とっ一本の、電話が、かかってきた。
俺は、携帯を、とって電話に出る
「すいません警察の、も