最近あったヤバイ話

俺は仕事に疲れてて帰ったらすぐにソファに横になって寝てしまった

嫌な夢を見た
俺の住むアパートの前に全身に墨汁でも塗りたくったのか?と聞きたくなる程真っ黒な女が立っていて俺はそいつに睨まれるっていう気味悪い夢だ

次の日も仕事で疲れていて帰ったらすぐにソファで寝てしまった

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俺は仕事に行こうと玄関のドアを開けようとしたら何か嫌〜な予感がしたから鍵を掛けてチェーンロックも掛けた
恐る恐るドアの覗き穴から外を覗きこんだ時全身に鳥肌が立った
髪、肌、服とにかく全身が真っ黒な女が白い歯を見せながらニヤニヤ笑っていた

ハッ…!

俺はそこで目が覚めた、全身に汗をかいていた
夢だった

夢で良かったと思うと同時に恐ろしい事に気が付いた
一昨日はアパートの前、昨日は家の前、今日は…
怖くて考えたくもなかった

その日は特に仕事が忙しくて黒い女の夢の事はすっかり忘れてた
俺は帰ったらすぐにソファに横になり目を閉じた…



……ウフフ…クスクス…ウヒ……

俺は怖くて目が開けられ無かった
まだ目を閉じて5、6秒しか経ってない
絶対に夢じゃない!

明らかに部屋の中にいる




しばらくすると女の笑い声が聞こえなくなった

怖かったがゆっくりと目を開けた

夢で見た時と同じ顔が目の前にあった

俺のソファのすぐ横に座って俺を覗き込んでいたんだ

俺はあまりの恐怖に気絶した

結局今でも黒い女が何者だったのかは分からない

ただ俺はその日から寝る時には布団をかぶって寝るようにしている

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