※前置き失礼します。

この話は、私の実体験です。
また、その中でも特に不思議だと思う出来事です。
特に凄く怖い話だとは思わないのですが……以前、どこかのサイトのブログにも載せました。
その際に、
「怖い話は好きだけど、今まで霊を視ることは無かったのにうっすらとだけど視えるようになった!」
というコメントをもらったことがあります。
家族や友人にも話をしましたが、そのコメントをいただいた方以外には特に霊障等の変化は起きませんでした。
その方も、後のコメントで心霊現象は1回のみ、以降は何も無いと仰っていました。

なので大丈夫かと思いますが、もしご心配、ご不安な方はこの先は読まないでください。
読む方はその後、何かあっても自己責任でお願いします。

(念のため、空欄が続きます。)
























これは私が約3年程前に、実際に体験したお話です。


その日、特に疲れていたわけでもないのに、朝からなんだか気だるさを感じていました。
気だるさ……というよりは、眠気に近いかもしれません。

その日、仕事から家に帰り、お風呂から上がると髪も乾かさないうちにいつの間にか寝入ってしまいました。
ご飯も食べず、19時就寝という、20代にはありえない時間帯に……


そして、深夜2時頃……


なんとなく、息苦しさを感じ、目を覚ましました。

うつ伏せで寝ていたので、仰向けになろうと身体を動かした時、何かの気配を感じました。

「う……ん……?」

気配の方を見ると、ちょうど私のお腹の上(先程は背中側でした)にぼんやりと白い物が宙にふわふわと浮いています。

「………なに………?うーん……メガネ……」
(ここで余談ですが、私は裸眼0.01以下と、メガネやコンタクトが無いと全くといっていいほど物を見ることができません。)

暗闇の中でメガネを探してかけると、外からの灯りで段々と物の形が見えてきました。

すると、お腹の辺りに浮いている、白い物体の姿も見えてきました。

「…………生首?…………なんでこんな所に……?」

丸くて白い肌、ちょうど人の目の辺りに二つの黒い丸。
これらの特徴から、初めは生首だと思ったのです。
(身体の一部分だけが出る霊は、子供の頃からよく見かけていたので若干慣れてました。)
しかし、よくよく見ると、髪は1本も生えていない。
人の霊と遭遇した時のような念(??)が全く感じられない

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