一応実話です。文章を組み立てるのが下手糞なので読みにくい、誤字脱字等はご了承ください。

私が小学4年生の時のことです。私の通っていた小学校では4年生は行事で必ず地元に有る島で合宿をする決まりになっていました。(今は別の林間学校での合宿らしいです)
その島にある元小学校を改装した合宿場に私たちは滞在することになりました。
島自体はちょっと有名な伝説があり、観光地としてもやや賑わいのある有人島です。小4の時に行ったきりの場所ですが、今思い出してみると実際合宿場に行くまで小さな漁港や段々畑のように並ぶ家々、山に入っていく山道には小さな沢、島の神様をまつる祠があったりと、とても良い雰囲気のある島でした。
そうしたところを通っていくと島の山頂近いところに合宿場と旧小学校校舎があり、古くて雑草が生い茂ってるせいか当時は「肝試ししたら面白そう!」とかいう馬鹿な考えしか思い浮かばなかった記憶がります。
(旧校舎は立ち入り禁止になっていました)
そこで会った、合宿場で案内役というかそういった役職についている30前後のお兄さんがこんな話をしました。

「ここの合宿場には唯一ベランダのある部屋…Y(植物の名前)の間って部屋があって、そこのベランダから自殺した女の人が居るんだ。で、その人の霊が出るらしい」

よくありそうなべったべたな話ですが、当時子供だった私たちはキャーキャー怖いだの真に受けてました。(自分含む)
そして何の因果か私たちのクラスの女子がよりにもよってYの間に部屋割りにぶち当たりました。
実際入ったYの間は畳部屋であまり掃除されていないらしく、襖に古い染みが茶色黒といくつもあり、虫の死骸が隅にいくつか転がっていました。
そしてベランダというよりはベランダに近い手すり格子付きの床から数えて高さ1,5・6mくらいの大きな窓があり開閉自由でした。窓を開けてベランダの下を見るとコンクリートで、落ちたとしても打ち所が悪くなければ骨折くらいで済むかな?程度だったと思います。(ざっと高さ4・5メートルくらい)
試しに他の部屋も覗き見ましたがただの窓はあってもYの間のようなベランダはありませんでした。
そうして何やかんやで就寝時間になり、クラスの女子全員で例のベランダの鍵をがっちり閉め確認しました。
私は「何か起こっても朝まで爆睡すれば大丈夫だろう」と思いながらクラスメイト曰く、「クラスで一番早く寝た」そうです。
ですが想いと裏腹に夜

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