私は子供のころから、よく霊を見ていたのですが、大人になってからは殆ど見なくなっていたので
安心していました。

…が、この間久々に「見て」しまい、しかも・・・
今まで以上に怖い体験をしました。

近所のある店に買い物に行ったのですが、一番人気のない通路に入った時に
そこだけ妙に薄暗く感じ、変な違和感がありました。
通路の先に、異様に顔が青白い女の人が立っていて
(まるで生気の無いような)
一瞬ギクッとしました。

服もちょっと古めかしい感じのスタイルで、変な感じはありました。

何となくですが、ものすごく嫌な感じを受けて(抽象的ですみません)
慌ててレジを済ませ、店を後にし、その日は別のところにも用事があったので
車に乗って、目的地まで走ってました。

家を出るときはこんなことはなかったのに
急に体が重く、めまいもしてきて、何だろうこの感じ、、暑いからかな?と思いながら
事故にあわないようにしっかり気をもって、運転してました。

途中、小さな橋を通ったのですが、その端に、人が座ってるのが見えて
歩道もない国道の橋をぼーっと座ってるなんて変だな・・そう思って通り過ぎたら
さっき店にいた青白い顔の女の人でした。

な、なんで!?なんで、ここにいるの!?と思いながら
もう気を確かに持つのが精いっぱいで、とにかく目的地に急ぎました。

白昼のホームセンターの賑やかさに安心しながらも、さっきのは見間違いかな、なんて思いながら
買い物を続けました。

そして、また一番端の通路に入った時に、最初の店で見た女の人がいて
もう、冷や汗がダーッと出て
買い物もソコソコに店を後にしました。

これはマズい、久々に・・拾ってきちゃった、どうしよう。。
このまま家に帰るのは危険だ・・・

私は家にいる祖母に電話をしました。
祖母はびっくりしながらも、私の話を信じてくれて
「これから私の言うことをしなさい」と指示を出してくれました。

私は祖母に言われたように
近くにあったスーパーに駆け込むと、塩1袋を買って
自分の肩と体に撒いて、車の周りにも同じようにして
祖母からもらったお守りをギュッと握って
「お願いです。家に無事に帰れますように」と3回唱えて、落ち着いてハンドルを握りました。

帰り道、橋のところにやはり、その人はいて、私と一瞬目が合い

通常版で読む