これは、お母さんから聞いた話です。
私のお母さんは、霊感というものがあり時々霊をみるのだそうです。
ある日お父さんの部屋で一緒に寝ているとなんとなく目が覚めたのだそうです。
すると、耳元で
「うあああああああ~」
と低く女性らしき声がしたそうです。
お母さんはおそるおそる振り返ると、そこには黒い髪の女の人が顔の横まできていたのです。
お母さんは怖くなり
「消えて!!」
と右手を降るとその女の人は、消えていったのだそうです。
お母さんはすぐに横で寝ていたお父さんを起こしたそうです。
するとお父さんは起きてすぐに
「起こしてくれて良かった。」
というのです。
その理由を聞くと、
「さっきまで金縛りにあっていて、苦しかったんだ。」
というのです。
それからは、その女をみていないそうですが、いったいあの女はなんだったのでしょうか?