この話は私がまだ10代の時に母から聞いた話です。

最後まで聞いてくれるとありがたいです

母の兄(私の伯父)は若い時山に登るのが好きでした。

そんなある日母の兄は友達と2人で山に登り頂上まで行き

下山しようとしたら濃い霧がでてきて

その日は下山できなかったのです

友達ともはぐれてしまい次第には

寒くなってきたので山小屋がないか

探していたら一軒の山小屋があったので

その山小屋に入り寝ようとしたら

山小屋のドアのほうから物凄い音で「ドンドン、ドンドン」という音がしたのです。

母の兄がドアを開けると外には誰もいないのです

それが朝まで続いたのです。

下山する前にもう一度友人を探したのですがやはり友人はいないのです

母の兄は下山をして友人の家に行き
友人の両親に言い

両親は捜索届けをだしたのですが

1ヶ月たっても1年経っても友人は下山しなかったのです

母の兄が山小屋でドンドンという音はきっと友人が幽霊になって

「僕はここにいるよ」っていう知らせだったかもしれません

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