私には、俗に言う「霊感」があるようで、たまーに見えたりします。だからといって、はっきり見えたり、お祓いができるとか、そんな立派なものではありません。
あくまで現時点では。
というのも、私にははっきりとした、「霊感がついた瞬間」があります。その日から年を重ねるごとにどうやら私の霊感は強くなっているようです。
ということで、私に霊感がついた話をさせていただきます。かなり長文×駄文申し訳ないです。
初めは幼稚園の頃でした。
母の隣で寝ていた私は怖い夢を見ました。
夢の中の私は、祖母と二人で土砂降りの中を何かから逃げるように走っていました。何から逃げていたのかはわかりません。すると目の前に大きな坂があらわれました。私はなんとか登ったのですが、祖母は登ることができません。すると何者かが、黒い人影のようなものが、祖母に向かって走っていきました。
すると、祖母はその場にたおれこみました。私は、「祖母が殺された。」そう思いました。
その瞬間目が覚めました。私はどうやら寝ながら泣いていたようで、あまりにもうなされていたので母に起こされました。これが始まりです。
(いま私は17歳ですが、祖母は元気です)
次は小学2年の夏。
その頃は祖父母と寝ていました。
夢の中の私は自分の通う小学校の音楽室の真ん中に一人で体育座りして顔を伏せていました。しかも夜で、超くそ怖かったです。私の通っていた小学校は音楽室が最上階にありました。もうほんとに怖かったので急いで音楽室から出て階段をかけおりました。
しかしどういうわけなのか、いくら走って階段を下っても、なんども踊り場に差し掛かっても、いっこうに下の階にたどり着きません。ぐるぐると階段を回っているのです。そしていつの頃からか、誰かが後ろからおいかけてきている足音がしていることに気がつきました。足音はどんどん近づいてきています。そして、もうすぐそこまで、あぁ、追い付かれる…
その瞬間目を覚ましました。
本当に嫌な夢でした。
私は、その日まで忘れていた幼稚園の頃に見た夢を思い出しました。どうしてなのかはわからないのですが、後ろからおいかけてきたものを、(幼稚園の頃の夢で追いかけてきたやつだ。)と思ったんです。そしてそれが、私に近づいてきている。もうすぐそこまで。次にこの夢を見たら、きっとつかまる。そう思いました。そして、夢を見ることが怖くなりました。
三回めは小学6年生