これは、本当にあった話です。
去年のことでした。

コ○トコに行った帰りに車の衝突事故をみました。

警察が何か色々なことをしていて、ブルーシートの隙間に赤黒い塊がありました。
それはすぐに人間の頭だと分かりました。

なるべく見ないように通ろうと思っていたけど、好奇心に負けてしまいもう一度見てしまいました。
それがさっきまで閉じていた目がかっと見開らいていました。

頭がとれているのに何で・・・と思いましたが、
とりあえずそのことは忘れようと思って家に帰りました。

その日の夜。
寝ていると私の周りを誰かが歩いていることに気づきました。

なるべく周りを見ないようにしながら寝ていたけど、怖くて全然眠れませんでした。

次の日も、その次も日も、同じことが起きたので寝不足になりました。
そこで友人で霊感がある人が知り合いでいたのでみてもらいました。

その友人がうちの家に着くと、いきなり「無理」と言われました。
何が?と聞くと、俺についている霊はかなり強力で見るのも気持ち悪いと言われました。
どうすればいいかと聞くと、ここに行ってこいと場所を指示されました。

とりあえず言われた場所に行くとそこは山奥の神社でした。
中からこわもてのオジさんが出て来ました。

オジさんに「まあ、中入れ」と言われたので中に入りました。
そして最初に「見たのか?」と聞かれました。
何がと聞き返すと、オジさんは、はぁ、とため息をついてこう言いました。

お前が変になった前の日に何を見たのか、と。

俺は「死んだ人の頭を見た」と答えました。
続けて「他には?」と聞かれたので、「その頭が目を開いた」と答えました。

そしたら「もう無理かな」と言われました。
オジさんがいうには、お前が見た死体に魅入られたんだと。見てもらえて嬉しかったんだと言われました。

その時の俺は涙目だった。

人が死んだすぐの瞬間はまだ死体に魂が残っているので、その魂が気にいった人にとりついて殺すというのだ。

俺はどうすればいいか聞きました。

オジさんは、お前はまだ見えていないから安心しろと言いました。

俺は安心した。

しかしオジさんには「いづれ見えるようになるがこのお守りを持っていれば大丈夫」と言われました。

今はまだ見えてはいないけど、お守りがなくな

通常版で読む