宗教界から政財界にまで広まった霊界のメッセージ。

人並外れた霊感により、国を揺るがす大事件や政財界の行く末に関する予言をした近、現代日本の霊能力者たち。
単なる霊感占いを超えて、神々、聖人、偉人たちのメッセージを受けた人々が居る。

関東大震災を予言したのが九鬼盛隆。
和歌山県で生まれた九鬼は小さい頃から易学に励み、易者として名を馳せたが、霊媒としても活躍した。
大国主命、須佐之男命をはじめとする神々に出会ったという。
1923年には、中国での利権争いがもとで将来アメリカと戦うことになり、国防軍備によほど努めないと皇国が危機に立たされるとのメッセージを得た。それはまさに太平洋戦争の勃発と敗戦という未来を描いていた。

戦後日本の宗教界のカリスマともいわれる高橋信次は、稀代の霊能力を発揮し、自らが真のメシアで有り、釈迦の法を説き、イエスの愛を実践、モーゼの奇跡をなすと公言した。
GLA(Good Light Assosiation)という教団を開き、人類はベーター星から「反重力光子宇宙船」に乗って約3億6500万年前に地球に移住したと創世期を伝えている。近年、太陽系の10番目の惑星発見の報告がなされたが、彼は自身の予告通り48歳で他界する直前、その存在を予言していた。
1950年代に天才霊感少女と騒がれた藤田小女姫は、政財界の大物たちに霊感で得たメッセージを伝え、日本の行く末を左右する重大な決定に密かに影響を及ぼした。
安保条約の成否について、時の首相・岸信介が内密に相談したとも伝えられている。
名だたる大企業の事業計画も彼女の助言に従うと成功したといい、信者は大変な広がりを見せた。
しかし、94年にハワイで謎めいた事件により殺害された。
彼女の霊能力としての真贋論争は絶えないが、大きな足跡を残したことはたしかだ。

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