ある夜、僕が寝ていた。

すると、ドドドと大きな音がした。

音は外から聞こえた。

窓を開けて外を見渡すと、男の人が猛スピードで走っていた。

男を見ていると、男がこっちに気づいたようで見てきた!

男の目は、浮き出ていて、目力がすごく、とにかく怖かった。

さらに男は、こっちの方へ走ってきた。もう僕は逃げることさえできなかった。

男が目の前に来るまで3.2.1...ギロリと僕を見つめた!

僕は終わったと、思った。

けれど、男は、怖い顔をして、去っていた。

僕は、すぐベッドに戻った。

けれど眠れなかった。

そして、次の日、その次の日、これからずっとあの事を忘れることはないだろうと思い、泣いた。

通常版で読む