高校の頃に変な噂が流れていた。
幼馴染のA子からそんな話を聞いた。私もクラスで話になって内容が気になっていた。その内容が耳元で言葉を囁かれたらその内容と同じことが現実で起きると言うことだった。でもそんな都市伝説みたいに人や化け物が出てくる話ではなく囁くだけと聞いた時に私は新手のデマなんだろうなーって思ってた。
A子も笑ながら話してたからそんなに信じてなかったと思う。そんな話してたらB子が寄って来て「その話って続きがあるらしいよーなんでも囁かれてから48時間以内に次の人に囁かないと死んじゃうらしいよ」
B子もこれ系の話が好きでたまに怖い話をして来て、私達を怖がらせようとしてくる。
学校が終わり3人でバスで帰ってる時に週末の3連休は隣町に買い物に行こうって話になった。でも私は吹奏楽部の練習が入っていて月曜日なら大丈夫だよって伝えた。B子も用事があるらしく月曜日に買い物に行くことになった。なんでもA子は彼氏が出来てデートで着ていく服を選んで一緒に選んで欲しいとのことだった。私とB子はA子に彼氏が出来る時に応援してたから、付き合ったあとも私達に手伝うよって約束していた。
B子が「私も彼氏欲しいなー!A子いいなー!」と羨ましがっているとA子がB子に「彼氏の友達紹介しようか?」って言ってきた。B子が何部の人?って聞いたら耳元でバスケ部って言ったらB子がニヤニヤしながらお願いしますって頭を下げてたを見て私は笑っていた。
その夜にB子から買い物行けなくなったって電話が来た。私とA子だけで行くんだったら彼氏と行けばいいのにとか思いながらA子にB子が行けなくなったって電話した。A子は彼氏と服を買いに行くのが恥ずかしいらしくて結局二人で行くことになった。A子は日曜日の夜に彼氏の家にに泊まってから行くねーと言ってきたから「リア

乙!リア

乙!」とか冷やかしながら電話を切った。
そして土日の部活動が終わり家でテレビを見ていたらB子から電話がきた。
A子が死んだらしい。
彼氏のアパートの階段から転んで頭を強打が原因だと聞いた。
病院でA子の死体を見ても死んだとは思えなかった。
転んだ時に周りには野菜の入った袋と携帯があったらしく今は霊安室の机の上に置いてあった。A子の親は医師と話してるみたいで霊安室には私とB子だけだった。B子はA子の死体に泣きながら何か言っていた。私は机の上にあった携帯を手に取っていた。A子はよく自分の写真を取っていたので

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