高校時代の話
夜中よく友達と心霊スポットに行っていた
近くの大○池という池で高校生が確か3人溺れて亡くなった
その事件の後にその池に行った時のこと
車3台にそれぞれに3人位ずつ便乗して探検に行った
池の片側半分には林があり、その中心あたりにボート乗り場があった
高校生が亡くなったのはそのボート乗り場のあたりだったので行ってみることにした
林の中をみんなで手を繋いで進んでいると林の中に大きな流れ星みたいなものがスーと落ちてきた
全員立ち止まった
今の見た? 今の何?
そう言いながら怖さで止まったままだった
先に続く道の向こうの暗闇に何か動くものが見える
目を凝らしていると
スカートをはいている人が走ってくるように見える
思わず「誰か来る!!」と叫んでしまった
全員奇声をあげながら、つないでいた手を互いに振りほどき車に向かって走った
次々と適当な車に乗り込み逃げた
車に乗って安心したせいか、少し冷静になり後ろを振り返ったりと辺りをみていると
池から大きな道路に出るまでの数ヵ所になぜかネコが並んでいた
なんでこんな夜中にみんな並んでいるのだろうと不思議に思ったのを覚えている
これは大○池の話のほんの始まりでした