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2013年1月26日
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引越しをして半月程経ったある日。

『夜中に家の前の道路で、おたくの息子さんが遊んでいたから注意しようとしたら、逃げて行ったわよ。』

と、Hさん(ご近所さん)に言われた。

しかし、うちの子が夜中に出歩くような事は無い。

毎晩、寝る前には玄関の鍵はきちんとかけてるし、息子が寝たのを確認してから寝ているからだ。

『見間違いじゃない?』

『間違いなくおたくの息子さんだったわよ。』

『…』

翌日、家に見知らぬ番号から電話がかかってきた。

『○○○小学校の○○と申します。Kくん(息子)の事でお話があるのですが、これから伺ってもよろしいでしょうか?』

三十分程して、電話の相手が訪ねてきた。

『Kくんが夜中に外で遊んでいるのをPTAの○○さんが頻繁に目撃しており、事実確認の為に来ました。』

ご近所さん以外にも見ている人がいるのを知り、息子を問いただした。

「知らないよ。夜は怖くて外になんか出れるわけないじゃん。」

やはり息子では無いようだった。

夜になると一人で二階の自分の部屋には行けない怖がりな息子が、夜中に一人で出歩くとは考えられない。

仕方なく、「今後は気をつけます」と学校の方に謝罪し、その日は帰ってもらった。

数日後、夜中にご近所のHさんから電話。

『また、おたくの子供が外にいるわよ。今度は一人じゃないみたいよ。注意しようとしたら一斉に逃げ出したのよ。一体どういう教育をしているの?』

道路に面した窓から外を見渡す。

誰もいない。

ただ、鍵をかけたはずの玄関のドアの鍵が開いていた。

まさかと思い、息子の部屋に行くと、息子は寝かしつけた時と同じポーズで眠っていた。

ご近所さんの見間違えだとホッとした反面、少し気味が悪い…。

寝室に戻り、再び眠りにつく。

「ピンポーン、ピンポーン」

チャイムが鳴った。

時計を見ると夜中の二時半。こんな夜中に誰?

眠い目をこすりながら階段を降り、インターホンのモニターを確認すると、髪の長い女の子が立っていた。

『誰? どうしたの?』

と、夫も目を覚まして起きてきた。

そして、女を見るなり、夫の顔が引きつった。

『おい…その子、見覚えないか?』

全く見覚えが無い。誰なのか分からない。

夫は顔面蒼白になり、何も言わずに寝室に戻って行った。

誰が見ても怯えているのが目に見えて伝わってきたが、今はモニター越しの女が気になる。

『こんな夜中に、どちらさまでしょうか?』

『……………………………………の…』

『え?』

インターホンでは声が小さく、ほとんど聞き取れない。

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