短編
もう1人の家族
私がまだ小学生の頃、
私と姉は別々の家で暮らしていて、姉が体験した話。
当時私は両親と共に、新しい家に住んでいて、
姉は古い家に祖母や祖父と共に住んでいた。
親戚のおじさんも一緒に住んでいたので、古い家には4人で住んでいた。
でも、姉にはもう1人の家族が見えていたみたい。
その、もう1人の家族は必ず後ろ姿しか見えないんだけど、出てくる場所が廊下から階段。
気付いた時には、階段に向かってるらしく、
顔は見たことがないらしい。
異様なのは、すごくでかくて廊下ぎりぎりで
めちゃくちゃに腕を振りまくってるんだとか。
(詳細は聞いてないけど、女性らしい)
不思議と怖くはないみたい。
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後日談：
- 姉がその話を親戚のおばさんにしたところ、 「あー。それってもしかして」 と、おばさんが言ってたのが ◯◯さんって人が親戚にいたんだけど、 失恋してから精神病患って亡くなった方がいたらしい。んで、すごく太ってたとか。 実話なんであんまり怖くなくてすみません。
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