久しぶりの投稿となります。
今日は知人のAさんの体験談を投稿させて頂きます。

Aさんは今の時代にしてケータイを持っていないという
珍しい方なのですが、以前は持っていたのだそうです。
では、なぜケータイを持たなくなったのか…
それには不思議で悲しい理由が あったのです。



今から15~6年ほど前、Aさんは初めてケータイを
購入したそうです。
当時は2世代ケータイ(2G)と言われていて
ほとんどが通話とメールのみの機能でした。
そんな中、カメラ機能を搭載したケータイが
出始めたのですが、Aさんの周りでは あまり
持っている人は居なかったそうです。
なので、年末に実家に帰省した際、自慢気に家族や
親戚の写真を撮ったのだそうです。




ある日の事、Aさんはケータイで撮った画像を
見返していて ふと、違和感を覚えたそうです。




この画像って…



Aさんと同じ年の従姉妹の写真が
数枚 写っていたのですが、そのうちの
何枚かは撮った覚えが無かったそうです。

着ている服も周りの景色も年末に帰省した時に
撮ったものでは なかったそうです。

不思議に思いながらも その時は
放っておいたそうです。




ところが、次に見た時、またもや撮った覚えのない
従姉妹の画像が増えていたそうで、流石に気になり
実家に電話して それとなく従姉妹の近況を訊いたら
別段、変わった事は無いと母親に言われたそうです。
実家と従姉妹の家は すぐ近くなので、

“もし、何か あったら連絡が来るはず” と思い直し
あまり気にしないようにしたそうです。




そして数ヶ月後、またもや従姉妹の画像が
保存されていたのだそうですが、今度は
従姉妹が寝ているところを上から撮ったような画像で
顔の周りには花が添えられていたそうです。
まるで、棺桶に寝かされているような画像だったそうです。



これは、ただ事ではないと思ったAさんは実家に
電話したところ、ちょうど母親もAさんに電話しようと
思っていたそうです。


従姉妹は入浴しようとしていたところ
脱衣所で倒れてしまい、意識が無いまま
救急車で運ばれたそうです。

そして数日後、意識を戻す事なく、
亡くなられたそうです。
まだ30代という若さで…




不思議な事に葬儀が終わって数日後、
思い切ってケータイの画像を見てみたら
従姉妹の画像は一枚も残っていなかったそうです。

年末、帰省した

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